背中のにきび
 

生理との関係

毎月、月経が始まる前から月経時にかけて、にきびが出来てしまうという悩みを、抱えている女性は少なくありません。

生理前の不調は女性を悩ませる大きなトラブルです。
毎月訪れるだけに、こうした不調をストレスに感じる女性はたくさんいます。

生理前の不調の中でもニキビや肌荒れといった、肌のトラブルは代表的なものといえます。

この時期だけの不調だからこそ、なんとかしたいと強く思うものです。
顔にできるニキビは目立ちますし、体にできるニキビはケアがしにくいという難点があります。

特に背中にきびは1度できると、背中という場所柄ケアが難しいという事もあり、症状が悪化してしまいがちです。
実は生理と背中にきび、この2つには大きな関係性があると言われています。

トラブル

女性は「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という、2種類の女性ホルモンが体の中で分泌しています。
排卵すると妊娠しやすい体質になるよう、黄体ホルモンが多く分泌するのが特徴です。

黄体ホルモンは子宮内膜を厚くする作用などがあり、女性にとって欠かせないホルモンではありますが、
皮脂の分泌を促す作用も持っているので、生理の前になるとにきびが出来やすくなるケースが増えるのです。

特に背中は角質が厚くなりやすく、毛穴の中に皮脂や汚れが詰まりやすいですので、顔と同じくらい
にきびができやすい場所と言われています。

炎症

ニキビができたら早急にケアをしていくことももちろん大切ですが、
無意識に触ってしまうということも多いので、気を付けたいところです。

皮脂が毛穴に詰まらないよう、優しく背中を洗うなどしてにきび対策を行いましょう。

また、個人での管理が難しい場合は、皮膚科に相談しに行くこともお勧めです。
専門家からの適切なアドバイスをもらうことで、自分では自覚できていなかった
生活習慣の見直しもできるかもしれませんので、健康にもつながります。

肌に良い栄養素豊富な食品と効率的な摂取方法

肌に良い栄養豊富な食品として、食物繊維豊富な食材は美しさの味方になってくれます。
野菜や海藻類などあらゆる食品に含まれていますが、食べることで腸内細菌の最高のエサになるからです。

お腹の中をスムーズにクリーニングしてくれる役割も担いますので、毎日適量を摂取するのが好ましいと言えます。

男性の場合だったら成人で1日当たり20g以上を目安に、成人女子ならば18g以上を目標に摂ることです。
インゲンやきな粉に小豆などの豆類や、納豆におからやゴボウ、海藻類やきのこに大麦などにも豊富に含まれています。

微生物が食品にプラスされることで食品に微生物が働きかけて、発酵を行い栄養素を作り出しますが、これが発酵食品です。

お肌のためにも摂取したい種類であり、食物繊維同様、腸内における良い細菌を増やしてくれます。
日本人になじみ深い味噌やぬか漬けに酢、納豆やキムチなどにも豊富に含まれるので、
普段の食事に取り入れやすいものばかりです。

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